PRTR制度

読み:ピーアールティーアールせいど | 英表記:

PRTR制度(ぴーあーるてぃーあーるせいど)は、有害性が疑われるような化学物質が、どこから、どのくらい、環境(大気・水域・土壌など)中へ排出されているか(排出量)、廃棄物などとして移動しているか(移動量)を把握し、集計・公表する仕組み。
PRTRとはPollutant Release and Transfer Registerの略であり、化学物質排出移動量届出制度、環境汚染物質排出移動登録制度などと訳されている。
環境保護のため各国はその対応能力の差異に応じて予防的な方策を講じなければならない責任があり、重大な環境負荷あるいは取り返しのつかない環境負荷を避けるための予防的処置が必要とされる。PRTR制度は情報公開を行いリスク・コミュニケーションを図るものとなる。

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