通気緩衝工法

読み:つうきかんしょうこうほう | 英表記:

下地と防水層の間に,下地ひび割れやプレキャスト部材のジョイントのムーブメントによる防水層の疲労・破断を防止する機能と防水層のフクレを防止する排気路の機能を兼ねた通気緩衝シートを組み込んだ工法。排気を外部に出すために用いる脱気装置には円盤状の脱気盤,円筒状の脱気筒などがある。脱気盤には金属製,プラスチック製のものがあり,アンカー部品,上蓋部品,通気性フィルムから構成されている。また,脱気筒にはステンレス製,鋼製,プラスチック製等があり2重,3重筒から構成されている。なお,通気緩衝シートを用いずに既設の目地部を排気路とするフクレ防止工法(目地脱気工法)もある。

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